LINEユーザーへのアンケート調査を実施
LINE株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤剛)では、同社が保有する470万人という国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とした、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しております。この度LINEリサーチにて、全世代を対象に、19:00から24:00台の時間帯で放映しているテレビ番組から、『news zero』『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』『人生最高レストラン』の人気3番組をピックアップし、視聴者層や視聴後の行動などの調査を実施いたしましたので、その結果をご紹介します。
※調査結果はLINEリサーチ公式ブログでもご覧いただけます:https://www.linebiz.com/jp/column/research/0607
■調査サマリー
・番組特性により異なる視聴後の行動。グルメ情報番組ではコア視聴者の行動が明確に活発化するケースも
・オリジナル性や演出の工夫によりインパクトを増す連動CMや一社提供番組
■番組の特性や視聴者の視聴頻度によって異なる番組視聴後の行動
『news zero』『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』『人生最高レストラン』の3つの番組の視聴者を、「コア視聴者*」と「ときどき見ている視聴者*」に分けて、番組視聴後の行動を調査しました。
*1 コア視聴者:週1回の番組は欠かさず視聴、週5回の番組は週2回以上視聴している視聴者
*2 ときどき見ている視聴者:コア視聴者の条件に該当しない視聴者
『news zero』の場合は、報道番組という特性上、全体的に「情報のシェア」や「情報の検索」の行動がよく見られました。特にコア視聴者はその傾向が強いようです。
『ラジエーションハウス』の場合は、特にコア視聴者において「放射線技師について調べた」「原作マンガを調べた」「見ている人の反応をリアルタイムで調べた」という行動が見られました。ときどき見ている視聴者においては「番組や出演者のSNSをフォロー」の行動が多く、毎回は見られなくとも関連情報を気にしていたことがわかります。
『人生最高レストラン』では、視聴頻度に関わらず約5割もの視聴者が「番組に取り上げられていたレストラン/お店についてネットで調べた」と回答しました。また、ときどき見ている視聴者と比較して、コア視聴者の「番組に取り上げられていたレストラン/お店に実際に行った」という行動が2倍、「出演者が最後に飲んでいたビールを実際に買った」という行動が驚きの3倍という結果となりました。番組のコア視聴者になってもらうことで、コンテンツがその視聴者の消費行動に及ぼす影響力がより大きくなる傾向が見受けられます。
■工夫を凝らした演出で、よりインパクトを持つ連動CMや一社提供番組
それぞれの番組視聴者に対して、番組中に放映されたCMで思い出せるものを自由回答で調査しました。
『news zero』では、「アサヒビール」「資生堂」など複数の企業名が挙げられ、特定の企業やCMへの偏りはみられませんでした。
一方で、『人生最高レストラン』の視聴者の回答は「サントリー」の企業名だけでなく「プレミアムモルツ」「金麦」など商品名を想起した視聴者が多い結果となりました。この番組はサントリーの一社提供番組となっており、番組内における自然な形での商品のアプローチが多く、商品分野や商品が印象に残りやすかった可能性が考えられます。
『ラジエーションハウス』では、「Galaxy」関連の回答が多く見られました。これは、ドラマの出演者が登場する番組連動型のCMを放映したことで、視聴者へのインパクトが強く出たことが考えられます。
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【調査について】
LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
調査対象:日本全国の13歳~59歳の男女
実施時期:2019年5月27日~6月3日
有効回収数:事前調査24840s
本調査:
①news zeroの視聴者311s
②ラジエーションハウスの視聴者317s
③人生最高レストランの視聴者300s
※事前調査:人口構成比、本調査:事前調査の視聴出現バランスにあわせて性年代でウェイトバック
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今回、独自調査としてテレビ番組3番組に関する調査を実施しました。LINEリサーチでは、番組終了直後の瞬間にLINEのチャット画面から調査を実施できる「チャット型リサーチ」、CM浸透度を毎日把握する「デイリー調査」などテレビ番組/CM評価調査を各種ご提供しております。また、今後も国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤に、様々な調査を定期的に実施してまいります
■「LINEリサーチ」について
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。470万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が54%を占め*3、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
*3 2019年5月時点
「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/