ライトコースのアンケートを通じて得たデータをわかりやすく直感的に操作することができ、調査集計の専門知識を持たない人でも、簡単・詳細なデータ分析を実現
LINE株式会社(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤剛)は、当社が提供するスマートフォン時代のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」において提供している、低価格・短納期で調査が可能なライトコースで、リーディング分析プラットフォーム「Tableau」を活用した新たな自動集計・分析機能の提供を開始しましたので、お知らせいたします。
LINEでは、同社が保有する約534万人*1という国内最大級のアクティブな調査パネルを基盤とし、LINEユーザー8,600万人*2にも潜在的にリーチが可能な、スマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」を運営しています。LINEリサーチではこれまで、本プラットフォームの認知向上に努めるとともに、LINEのユーザー規模と特性を生かし、多様なニーズに対する効果的な調査を可能にするソリューションの拡充を進めています。
*1 2020年10月時点 *2 2020年9月時点
■スマホユーザーに低価格・短期間で調査を実施できるライトコースに、新たに「Tableau」による集計機能を追加
LINEリサーチの「ライトコース」は、早く、リーズナブルな価格でLINE上でアンケートが実施できるセルフ型コースです。スマホユーザーに人口比率でデータを回収することもできるため、調査結果として得られる質も高く、マーケティング戦略の判断材料の一つとしても活用可能です。たとえば「ラフでいいのでスピーディーに消費者の意識を把握したい」、「ピンポイントな市場を理解したい」、「コンセプト立案の方向性を確認したい」、「営業資料の材料として盛り込んで商談を活性化させたい」といった様々なシーンでご利用いただけます。
現在、約534万人のモニターを対象に調査が実施でき、広告代理店やアパレル、メーカーなど多くの企業に活用いただいています。
これまでのライトコースでは、リアルタイムで回答結果が確認できる集計グラフを提供していましたが、このたび、世界中で利用されているビジュアル分析プラットフォームの「Tableau」を活用することで、より強化された自動集計・分析機能の提供を開始いたします。これにより、かねてより要望の多かった設問同士のクロス集計や、自由入力回答の絞り込み機能などが、利用可能になります。この新たな集計機能によって、調査集計の専門的な知識を持たない人でも簡単に・詳細にデータを分析することができるようになります。
■「Tableau」を活用した新たな自動集計・分析機能について
Tableauを活用した自動集計・分析機能によって以下のようなことを実現できるようになりました。
○アンケート回答者の属性内訳をグラフィカルに表示
年代、職業、居住地分布などをグラフィカルな表現で分かりやすく確認することができます。
○各設問の回答比率を性年代別のグラフで表示
年代間の差など、特徴的な回答傾向が一目で分かるようなグラフを生成できます。
○設問間クロスなどのクロス集計に対応*3
設問を軸にした、設問同士のクロス集計が可能です。モニター属性を軸にしたクロス集計にも対応しています。
(例)「●●を知っている」回答者は「何がきっかけで知ったのか」という質問間の相関関係
*3これまでは有料オプションとして提供していたものを基本機能で提供いたします
○自由回答の閲覧と絞り込みが可能に
画面上で自由回答リストを閲覧でき、年代等の条件に基づいて絞り込みが可能です。また、表示されたグラフ・表は簡単にPDF出力することもできます。
LINEリサーチの「ライトコース」では、今後もさらなる機能強化やレポート機能の導入なども予定しております。
なお、LINEリサーチでは、「サポートコース( https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/support/ )」をはじめとした、依頼型調査のメニューも多数あり、用途に合わせてのご利用が可能です。
詳しくはLINEリサーチ公式サイトをご覧ください。
LINEでは、今後も様々なメニュー提供やプラットフォームの改善を継続的に実現することで、企業とユーザーの双方にとって価値のある情報接点を提供し、コミュニケーションインフラとして多様な活用の可能性を広げてまいります。
◾️「LINEリサーチ」について
「LINEリサーチ」は、企業における事業開発・マーケティング活動の最大化を目的にした、スマートフォン時代のリサーチプラットフォームです。約534万人のアクティブモニターのうち10〜29歳が52%を占め*、学生や若年向けの出現率の低い調査も実施可能です。また、従来型の調査パネルと異なり、リサーチ興味度の薄い層にもコンタクトが可能なため、より一般的な意見を収集できます。LINEのプッシュ通知で配信するため、ユーザーがリアルタイムで回答しやすいだけでなく、スマートフォン上で回答しやすい画面設計を行っていることで、効果的に調査を実施することが可能です。
* 2020年10月時点
「LINEリサーチ」公式サイト:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/
LINEリサーチ「ライトコース」について:https://www.linebiz.com/jp/service/line-research/lite/
LINEリサーチ「Tableau」について:https://www.linebiz.com/jp/column/service-information/column/tableau/