更新履歴
- 2021年9月1日:本件の実施を完了しました。
- 2021年8月18日:記事の掲載を開始しました。
対象サービス
Yahoo!広告 ディスプレイ広告
実施日
2021年9月1日(水)
概要
ディスプレイ広告において、自動入札の最適化に使用するコンバージョン設定をキャンペーン単位で選択できるようになりました。
また、複数のコンバージョン設定をまとめるコンバージョングループ作成機能も提供しました。コンバージョングループは最適化に使用できます。
本機能を利用することで、コンバージョン地点や商品ごとのコンバージョンをキャンペーン単位で選択できるため、自動入札設定時のCVR予測など、最適化の精度向上が見込めます。
これまで
最適化に使用するコンバージョン設定は、アカウント単位のコンバージョン設定(「コンバージョン列に含める」を選択した設定のみ)を使用していました。
機能提供後
最適化に使用するコンバージョン設定を、従来のアカウント単位のコンバージョン設定に加えて、以下も選択できるようになりました。
- キャンペーン単位で最適化に使用するコンバージョン設定を選択
- キャンペーン単位で最適化に使用するコンバージョングループを選択
「コンバージョン数」の計上方法について
機能提供後は、キャンペーンの作成、編集画面に新規追加される「最適化に使用するコンバージョン」の設定によって、「コンバージョン数」項目の計上方法が以下のとおり異なります。
「アカウント単位のコンバージョン設定を使用する」を設定した場合
→アカウント内のコンバージョン設定で測定された全てのコンバージョンが「コンバージョン数」の計上対象となります(「コンバージョン列に含める」を選択した設定のみ)。
「キャンペーン単位で最適化に使用するコンバージョン設定を選択する」を設定した場合
→選択したコンバージョン設定、またはコンバージョングループごとのコンバージョンが「コンバージョン数」の計上対象となります。
※コンバージョン設定の「コンバージョン列に含める/含めない」の設定は適用されません。選択したコンバージョン設定で測定されたコンバージョンが全て計上されます。
これにより、広告管理ツール上や、パフォーマンスレポート上の「コンバージョン数」の定義が変更となりますので、成果比較等でコンバージョン数を確認する場合は、「コンバージョン数(全て)」をご利用ください。「コンバージョン数(全て)」には設定内容に関わらず全てのコンバージョン数が計上されます。
補足
- 自動入札以外の入札戦略を設定しているキャンペーンでは、キャンペーン単位で最適化に使用するコンバージョン設定を選択しても広告配信への影響はありませんが、コンバージョン数の計上方法は変わりますのでご注意ください。
詳細は「4.「コンバージョン数」の計上方法について」項目をご確認ください。 - 本機能は広告管理ツール、およびキャンペーンエディターにてご利用になれます。
資料のご案内
本機能についての詳細は、以下のヘルプページ、および資料(PDF)をご確認ください。