今こそ知っておきたい
アドフラウドとYahoo!広告の対策

アドフラウドの基本情報や
Yahoo!広告で対策していることをご紹介します。

アドフラウド対策は
重要な課題となっています

広告主の広告費を無効なインプレッションやクリックによって不正に搾取するアドフラウド。

海外で先行して問題視されていましたが、日本のデジタル広告業界においても数年前から注目されている課題です。アドフラウドについて、日本の広告主1030名に調査を行ったところ、その名称を知っている割合は71%だったのに対し、「アドフラウドとはどんなものか?」といった内容まで理解している割合は48%と半数以下でした。

一方で、サイト側による対策である、無効なインプレッションやクリックをしっかり除外できているかといった、アドフラウド観点の品質が広告出稿の判断に影響するかという問いに対しては、「現状既に重要な問題である」「将来的には重要な問題にある」と回答した割合が合計75%と、多くの広告主にとって現在、または将来的に重要な問題であることが見えてきます。※1

広告主の広告費を無効なインプレッションやクリックによって不正に搾取するアドフラウド。
ヤフーが広告主1030名に調査を行ったところ、無効なインプレッションやクリックをしっかり除外できているかといった、アドフラウド観点のアドネットワーク品質が広告出稿の判断に影響するかという問いに対して、「現状既に重要な問題である」「将来的には重要な問題にある」と回答した割合が合計75%と、多くの広告主にとって現在、または将来的に重要な問題であることが見えてきます。

このページではアドフラウドの基本概要や種類、Yahoo!広告ではどのような対策を取っているのかをご紹介します。

目次

  • 1.アドフラウドとは
  • 2.アドフラウドと悪意のない不正トラフィック
  • 3.アドフラウドの種類
  • 4.Yahoo!広告で行っているアドフラウド対策

1.アドフラウドとは

アドフラウドとは、ユーザーが実際には広告を見ていない・クリックしていないにもかかわらず不正に広告費を搾取する広告詐欺のことをいいます。

ボットなどの自動プログラムによって、不正にインプレッションや広告クリック数を水増しさせる方法などがあります。

2.アドフラウドと
悪意のない無効トラフィック

悪質なボット等のプログラムを仕込んで無効なインプレッションやクリックを発生させる広告詐欺がアドフラウドです。

一方、ボット等のプログラムでも検索エンジンのクローラーなど悪意のないものもあり、そういった人間によるものではないトラフィック全般を「無効トラフィック」といいます。

つまり「無効トラフィック」の中に「アドフラウド」と「それ以外」の2種類の分類があり、Yahoo!広告ではどちらも無効なものとして制御しています。

3.アドフラウドの種類

では、アドフラウドにはどのようなものがあるのでしょうか?いくつか種類をご紹介します。
いずれもユーザーのアクション(クリック・ビュー)に基づかないトラフィックなので、
これらに広告費が支払われることはあってはなりません。

  • 1

    虚偽の表示
    (Hidden Ads)

    実際には広告が表示されていないにもかかわらず、表示された実績としてカウントさせるものです。
    例えば、ユーザーは広告が1つしか確認できないが、裏に大量の広告が隠されていてインプレッション数を水増しさせる手法などが該当します。

  • 2

    自動リロード
    (Auto Refresh)

    広告表示をユーザーの意図とは関係なく、何度も自動的に更新を行い、広告の表示回数を増やすものです。1秒に1回というような頻度で広告を切り替えて、何百、何千とインプレッションを発生させることもあります。特に動画閲覧ページやゲームサイトなどの滞在時間の長いページで発生するケースがみられます。

  • 3

    ドメインスプーフィング
    (Domain Spoofing)

    ドメインスプーフィングとは、RTB(リアルタイム入札)などの広告取引において悪質なパブリッシャー等がトラフィックの正体を隠し、掲載面をまともなウェブサイトに見せかけて取引を偽装するものです。
    実際は悪質な掲載面に広告を出していながら、良質な掲載面に出ていたかのようになりすますので、広告主側で把握が難しいケースです。

1.虚偽の表示

実際には広告が表示されていないにもかかわらず、表示された実績としてカウントさせるものです。
例えば、ユーザーは広告が1つしか確認できないが、裏に大量の広告が隠されていてインプレッション数を水増しさせる手法などが該当します。

2.自動リロード

広告表示をユーザーの意図とは関係なく、何度も自動的に更新を行い、広告の表示回数を増やすものです。1秒に1回というような頻度で広告を切り替えて、何百、何千とインプレッションを発生させることもあります。特に動画閲覧ページやゲームサイトなどの滞在時間の長いページで発生するケースがみられます。

3.ドメインスプーフィング

ドメインスプーフィングとは、RTB(リアルタイム入札)などの広告取引において悪質なパブリッシャー等がトラフィックの正体を隠し、掲載面をまともなウェブサイトに見せかけて取引を偽装するものです。
実際は悪質な掲載面に広告を出していながら、良質な掲載面に出ていたかのようになりすますので、広告主側で把握が難しいケースです。

4.Yahoo!広告で行っている
アドフラウド対策

広告表示前

アドフラウドを排除するための不正検知は、広告表示前と広告表示後の2つのタイミングで実施しています。ユーザーがサイトに訪れた直後、広告が表示される前の一瞬のタイミングで、Yahoo!広告独自の分析データを使った検知フィルターと、アドベリフィケーション対策ベンダーであるDoubleVerify(ダブルベリファイ)の判定技術を取り入れて不正を排除しています。

近年アドフラウドは世界規模で巧妙化し、海外で発生した手口が簡単に国内に入ってくるリスクが高まっています。Yahoo!広告ではこのようなリスクに対応するため、グローバル規模で最新のアドフラウド手法を監視しているDoubleVerify社のPre-bid機能を導入しています。
このPre-bid機能では、広告リクエスト時のトラフィック情報を元に、広告レスポンスの前に不正かどうかを判定します。不正が検知された場合、そもそも広告表示を行わないので、無駄なインプレッションを出さずに済み、広告表示後の不正検知よりもリスクを軽減できます。

広告表示後

正常な広告リクエストによって広告が表示された後にも、無効なシステムやボットが入り込むケースがあります。そういったケースでは、広告インプレッションやクリックの単位で不正判定を行い、不正と検知された場合はそのインプレッションやクリックを消し込むことで広告主に費用が発生しない仕組みになっています。
消し込まれたインプレッションやクリックは、実績レポートやキャンペーン効果にも影響がないよう処理がされます。

信頼できるYahoo!広告

Yahoo!広告ではこのようなアドフラウド対策をすべて広告主に無料で提供しているので、安心して広告出稿できる環境が整っています。

実際にYahoo!広告をご利用中の広告主の81%がYahoo!広告のアドフラウド対策は信頼できると回答頂いています。(※1)

Yahoo!広告にご興味がある方は、LINEヤフー for Businessサイトに広告の詳細等も載せておりますので是非ご覧ください。

Yahoo!広告のブランドセーフティ(適切な配信面)対策

ブランドセーフティについても詳しく知りたい方は、Yahoo!広告のブランドセーフティ対策をご覧ください。


  • ※1調査概要
  • LINEヤフー株式会社自社調査
  • 調査委託先: マクロミル
  • 調査手法: インターネット調査
  • 調査対象者: 全国の20歳以上の男女
  • 現在インターネット広告の出稿に関与している人:515名
  • 過去インターネット広告の出稿に関与していた人:515名
  • 調査実施期間: 2022年2月24日(木)~2022年2月25日(金)